ケガを防ぐのに、身体の力を入れる順番があることを、ご存じでしたか?

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身体の力を入れる順番を知ることで、ケガを防ぐことが出来ることはご存知でしょうか?

そもそも、身体に力を入れる順番を意識したことが無い方が大半だと思います。皆さんこういうご経験は無いでしょうか?同じ練習をしているのに、ケガが起きる方もいれば、ケガせず練習を続けている方がいる。

全員がそう!という訳ではございませんが、身体の使い方が無意識にケガが起きにくい力の入れ方をされていると思います。中にはしっかりケアをされてケガを防いでいる方もおられると思います。

今回お伝えする事は、身体の力を入れる順番を知る事でケガを防ぐことが出来るということです。その中でも足や手の使い方をお伝えしたいと思います。

足の使い方

「小指から握って力を入れる」これが大事になります。

どういうことかと言うと、足の小指から握ると足の外側(アウトエッジ)に重心が乗ります。足の外側に重心(体重)を乗せて、親指はバランスやストップするときに使うのが理想になります。↓(赤ラインの場所がアウトエッジ)

しかし、親指から握ると足は内側にひねってしまい足首をねじってしまい、足首を痛めてしまう原因になります。

だから、小指から握ってアウトエッジに体重を乗せて、親指はバランスを取る時や、止まるときに力を入れるが、ケガを起こしにくい力の入れ方になります。

手の使い方

手の使い方も、足と同じになります。手の指も「小指から握って力を入れる」になります。

例えば、「テニスのラケット」「野球のバット」「ゴルフのクラブ」「キッチンで使う包丁」などです。

それらの握り方を親指側から握り、力を入れると、親指側の筋肉に力が入ります。その力が入った状態で、テニスで負担をかけたときに「テニス肘」が起きたりする。

包丁も一緒です。親指側に力が入り繰り返し力を入れて包丁を使っていると、段々負担が蓄積されていき「腱鞘炎」という形で炎症が起きたりします。

なぜ小指から握るとケガが防げるのか

手の場合、小指から握ると小指側の筋肉に力が入ります。それだけだと親指側と同じになるのですが、小指側は背中の筋肉まで使うことが出来るのです。親指側には出来ないことです。

その背中の筋肉が使えることがポイントになります。背中の筋肉は大きいので、細い腕の筋肉より負担となりにくいのです。

ですので、小指から握り力を入れる意識をするだけでケガを防ぐことが出来るのです。