子どもの走りを速くするための方法
お子様からこんな事を言われたことないですか？
- かけっこで〇〇くんより速く走りたい
- どうしたら速く走れるの？
- 速く走る練習は何したらいいの？
お子様から聞かれて回答に困ったこと無いですか？「走る練習をしたら速く走れるよ」と答えませんでしたか？私はそう答えたことがあります笑
速く走る方法がコレ！
子どもの走りを速くするには「スキップ」が良かったんです！
なぜなら、スキップには、速く走るための2つの動きが含まれているからなんです。
1つ目は「走った時の後ろ足を前足に引き付けるという動き」2つ目は「地面反力を使う動き」になります。
例えば、陸上100メートル走の選手たちをよく見ると足を前に振り上げて走っている姿が見えると思います。地面に着地した足を今度は素早く前に振り上げないと速く走れないので、陸上の選手の方は後ろ足の引き付けを意識しながらスキップの練習をしたりしています。
陸上選手の方もしている練習だからこそ、お子様の走りにも有効だと言えます。
地面反力とは？
足が地面に着いた状態で更にグッと地面を踏むと地面から同じ強さで押し返してくる力のことを言います。「足の裏のバネを上手く使う」と表現されたりもします。
例えば、垂直跳びを思い浮かべて下さい。皆さん跳ぶ時に膝を一度曲げてしゃがんでからそのまま跳びませんでしたか？これが地面反力を利用した動きになります。垂直跳びで膝を曲げずに跳んでみて下さい。全然跳べないと思います。
しゃがんでからそのまま跳ぶのは、上手く地面からの力を利用して跳ぶからより高く跳べるのです。おそらく皆さんも日常生活で、無意識なだけで使っていることがあると思います。
おススメ練習方法
- 最初はスキップが小さくてOK。まずはスキップが出来るようになることです。
- スキップが出来るようになってきたら、段々とスキップの幅を大きくします。大きく前に跳ぶようにしましょう。
なぜスキップを大きく前に跳ぶようにするか
地面反力の力の方向を上方向から斜め前方向に向けるためです。地面反力が上方向だと上手く走る力になってくれません。上に跳ぶときは良いですが・・・皆さん走る時は、身体を前傾させて走りますよね。スキップも大きく前に跳ぶ意識を持つことで地面反力の方向を斜め前にするのです。
練習方法は以上です。あとはお子様がスキップの動きを走る動きに取り組めるかになります。スキップをしてからかけっこをしてみると良いかもしれませんね。
