腰の痛みや違和感を体操で軽減させる方法
こんな症状の方におすすめです
- 朝起きると腰が痛い
- 腰が曲げれない・起こせない
- 動けるが腰に常に違和感がある
- 腰の体操が分からない
腰の痛み・違和感を軽減させる方法
方法とは「開脚体操」です。
よく皆さんがご存じの体操は太ももの裏を伸ばす開脚体操ではないでしょうか?私がお伝えする開脚体操は腰を狙う体操になります。
この開脚体操のおススメの特徴
- 時短で出来る
- 自分で痛みや違和感があるところを狙うことが出来る
- 深い部分も狙う事ができる
開脚体操のやり方
※力んでは効果が出ないので、脱力しながら行って下さい。
やり方①
立位の姿勢で前屈チェック(現在の固さを把握します)
やり方②
開脚の姿勢で座ります。(骨盤を起こして座ります)
※身体が固い方は前に何か掴める物(例えば、ベッド・テーブル・動かない棚など)の前で行って下さい。また、開脚姿勢がしんどい方はお尻に高さを出してあげれば出来ると思うので、お尻に硬めのクッションなどを敷いて行って下さい。身体が柔らかい方は掴める物やお尻に敷く物は無くて大丈夫です。
膝は曲げても・伸ばしてもどちらでもOKです。
やり方③
上半身を丸めながら前屈していきます。(腕ごと上半身を丸めます。背中を丸めるイメージです)
やり方④
腰のツッパリ感を探します。(普段から痛みの出る場所や違和感が出る場所にツッパリ感があることが多いです)
ここが一番のポイントです。ツッパリ感を見つければ、そのツッパリ感を感じたまま左右に10回ゆっくり揺らします。
※ツッパリ感の意識をしたまま行いましょう。途中でツッパリ感を感じなくなると効果が減ります。また、ツッパリがあると無理に伸ばしたくなると思いますが、そこは我慢して下さい。
やり方⑤
左右に揺らした後、お尻の位置を後ろに引き、骨盤を更に前傾させるように骨盤を起こし、上体の前屈を更に深めましょう。
やり方⑥
再びツッパリ感を探しツッパリ感を感じたまま左右に10回揺らしましょう。
上体の前屈を深めると、ツッパリ感の位置が先ほどと一緒の場所であったり、少し違うところに現れます。※現れない場合、痛みや違和感を感じる場所を意識してください。意識するだけでも効果が出ます。
ツッパリ感を感じず行うと痛みや違和感が取れないので、難しいですがツッパリ感を意識したまま左右に揺らしましょう。揺らし方もポイントがあります。上半身を捻りながら行う方がいらっしゃいます。捻ってしまうと筋肉に緊張が入ってしまい効果が出ないので、捻らず横に振りましょう(側屈です)
やり方⑦
最後に立位の姿勢で前屈チェックをします。柔らかさが出ていればOKです。