痛い時ってじっとしている方が良いと思っているあなたへ
痛みが出た時って、不安になって無理に動かない方が良いと思っていませんか?
実はそれは・・・半分正解で半分間違いなんです!!!
痛みの種類とは?
痛みの原因が分かる時、例えば(足をくじいた、膝をひねった、手をついて腕が痛くなったetc.)などです。その場合は炎症が起きている可能性があるので、無理に動くと炎症が憎悪する可能性があります。
この場合の「痛いからじっとしている(安静にしている)」は正解です。
しかし、痛みの原因が不明で突然痛くなったこと無いですか?
その場合の痛みは炎症が出ているケースは少ないです。例えば(じっと座っていて、立ち上がろうと動いたときに痛みがでたや、朝起きしなに動かすと痛いetc.)などです。このケースは炎症ではなく筋肉が固まってしまい、動くときにその固まった筋肉を引っ張ってしまい、その時に痛みが出るのです。
その場合は筋肉が固まらないように「身体を動かす」が正解になります。
筋肉は固まる?
普段からトレーニングや運動をされている方は筋肉がすぐに固まることは少なく、柔軟な筋肉の状態です。トレーニング・運動をされていると筋肉にも十分な血液が行き渡るからです。
しかし、トレーニング・運動をされていない方はどうでしょうか?
筋肉の収縮活動が少ないので、血流の流れが悪くなり筋肉は栄養不足となります。栄養不足になった筋肉は固まりやすくなります。固まった筋肉になってしまうと伸ばすときに痛みを伴います。その痛みで「何もしてないのに痛い」と不安になってしまうのです。
痛みの原因の判断が大事
この痛みは「転倒したからだな」とか「ひねったからだ」とか身体に腫れ感がある、熱感があるなど原因が分かるものと身体に異常が起きている時は安静にして様子を見ながら専門の治療院に行かれる事をおススメします。
それ以外の痛みで、「突然痛くなった」、「長時間同じ姿勢を続けていた」「最近運動不足だ」など思い当たる節がある場合は体操や散歩から身体を動かしてもらえれば痛みの改善につながると思います。
中には体操、散歩で取れない痛みもございますのでその場合は専門の治療院に相談してみて下さい。
普段からトレーニング・運動をされていると痛みも出にくいですし、身体の異変に気付くことが出来るので頑張ってトレーニング・運動を習慣にしたいですね。